神人共食(その一)葡萄、真鯛、鮎

萩原章史 男の料理

先日の例大祭の神饌を頂く準備を朝からしています。
神様がお召し上がりになられたものを食べること、
すなわち、神と人が共に同じものを食すことから、
神人共食と言います。

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先ず、来島海峡の真鯛をさばいて、刺し身と鯛飯の段取り。
中骨のまわりの身の透明感と引き締まった感じ!
惚れ惚れします。

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アラにたっぷり塩をして、冷蔵庫で20分ほど寝かし、
沸騰したお湯を上からかけて、流水で洗い、血や鱗をきれいに取ります。
ここまでしておけば、抜群に美味しい鯛飯は簡単です。

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葡萄は立派なアウローラ21
味はとても良いけど、ちょっと皮が渋いかな・・・

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球磨川の鮎は鱗を引いて、
背開きにして、腸と肝をとりわけ塩をして冷蔵庫にしまい、
鮎をきれいに洗ってから、強めの塩水に5分ほど浸し、
ペーパータオルで水気をよく切り、
真空チルドで寝かせます。
極上の干物になるのは間違いなし!
私の手のひらと比べると球磨川の鮎の大きさがわかります。
これでも普通より少し大きいくらいです。

・達人!藤本さんの来島海峡天然真鯛は→こちら
・天然鮎の食べ比べ特集は→こちら

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