十和田湖の外輪山の麓に広がるトウモロコシ畑 郷のきみ

萩原章史 男の料理

青森県新郷村はその西端が秋田県鹿角市に接する、
10世紀の大噴火で形成された十和田火山の外輪山の東側に広がる高原の村だ

1,250m弱の外輪山の麓の畑の標高は700m前後
寒暖差が非常に大きく、やませが吹く南部地域であることもあり、
温暖化の高温障害のリスクが低く、
まさに気候変動の時代の新しいトウモロコシ栽培適地とも言える。

私が尋ねたのは郷のきみの会の中平将義さんの畑
2004年にデビューしたトウモロコシ品種『ゴールドラッシュ』を栽培している。
背は低めで根張りが良く、山間部の荒れた天候でも倒れにくい品種。

一株から一本のトウモロコシしか収穫しない!
二本目以降は茎や葉と畑の土に漉き込まれ、数年かけて肥料と化す。

連作障害が起きないのは、有機質の肥料が優れていることもあるが、
トウモロコシそのものが循環して肥料になっているのも理由のはず。

もぎたての生を頂く!甘くてうまい!

「甘いだけのトウモロコシはもう勘弁」の昭和37年生まれの私がうまいと思う、
昔のトウモロコシの食感がある、郷のきみ

昭和の男なら誰もがやった、指で粒をほぐして整然と食べられる
「粒がしっかりした」郷のきみ

恐怖を感じるほどの雷雨の中の取材、郷のきみの瑞々しさは格別!
雨が多く、糖度は低めと中平さんはいうけど、私にはベスト!
これくらいが良い!

「甘くて、柔らかい!生でも食べられるトウモロコシ」には、私は興味ない。
しっかりした食感が欲しい!
皮ごと直火で焼いて、焦げた皮をむいて、醤油を刷毛で塗る!
熱々にかぶりつく!昔の祭りのテキ屋のトウモロコシを思い出す!

ゴールドラッシュにはいくつかの改良品種があるが、
一番甘く仕上げたのが24Kとすれば、私は18Kくらいが好き!
何でも甘ければ良いという風潮には私は?だ。

・郷のきみ、特集ページはこちら

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