軍鶏カレー 片目の石松のDNAが凄い!

萩原章史 男の料理

福岡県の地鶏 はかた地鶏の血統の元になる本物の軍鶏です。
ルーツは県の試験場で種の保存と血統管理の為に飼われているものです。

かつて、福岡県が水炊きに合う、味の濃い鶏を品種改良するため、
福岡県内で軍鶏を探したところ、体重7kgとも言われる、
無敵の大軍鶏を発見し、それを譲ってもらうために日参し、
断られ続けたという話があります。

その大軍鶏が闘鶏で片目を失い、闘鶏を引退することとなり、
現在のはかた地鶏の血統の元になりました。
この功績から片目の石松と命名されました。
その血筋の軍鶏ですから、味の濃さが違います。
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たぶん、コラーゲンも豊富なのだと思います。
カレーを食べる時に唇が貼付いてしまう感覚です。

間違いなく、実にうまいカレーがこれです。
僅かに20羽しか原料調達ができなかったので、
この機会に食べないと、次はいつになるかわかりません。

もちろん、デリーのカレー技術が生きているから、
この難しいカレーが完成しました。

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