吉田さんの河内晩柑は世界一?!

萩原章史 男の料理

愛媛県の愛南町の吉田農場を訪ねて驚いたのは、
長い場合、河内晩柑を最長で17ヶ月も樹にならせ、
完熟も完熟!もう何と言うか、
自然界ではあり得ないような、熟熟状態までにしていることです。

樹には相当なストレスが掛かるのは間違いないですが、
味を極めるために、容赦なく河内晩柑の樹をいじめまくっています。
見た感じは普通の方ですが、やることはすごいです。

河内晩柑の樹齢に応じ、いじめ方も工夫するようで、
まさにスパルタで河内晩柑を幼女から熟女に仕上げる人物です。

河内晩柑の園地は見渡す広いエリアに点在していていますが、
吉田さんの頭の中では、樹の一本一本が認識されているようです。
まさに達人と言っても過言ではないです。
河内晩柑の世界で、この方の右にでる農家はいないと言われるのは当然でしょう。
もちろん、味も香りも食感も素晴らしいです。


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