スタッフの川口です。
5月14、15日で秋田に取材に行ってまいりました。
“うまいもんのお客様が喜ぶはず”と、ずっと気になっていた食材、
ヤツメウナギを入手するためです。
一緒に取材に同行していた大門商店の大門社長も、
「小さい頃よく食べたし、好きだったけど、確かに最近見ないっすなー」とのこと。
というわけで、ジャーーン!
なんと3月に北海道からやってきて、ずっと餌も与えてないそうなのですが、
こうして元気に生きているそうで。
とはいえ、捕る人が高齢化していて、年々やる人が減って減少傾向にあるそうです。
私も現物を見るのは今回が初めて。
どんな動きをするのか想像もつかないので、ドキドキでした!
取材から帰ってきた翌日、初めての調理!
弊社専属のカメラマンとともに、キャァキャァ言いながら調理に挑みました。
まず氷水の中に沈めます。10分もすれば静かになります。
あとはぶつ切りにします。ヌルヌルもしていないです。
洗い流さず、血も頭も尻尾もエラもまるごと食べられます。
捨てるところ一切なし!
鍋の調理画像は撮り忘れましたが、お好みの味付けにした出汁にくぐらせます。
(秋田ではゴボウを入れたり、味噌味にするみたいですが、豆腐とネギは必須とのこと)
開きの時は目打ちがあったほうが楽です。
串はシンプルに塩で。こんな感じで刺します。
すでに7つ穴が開いてるので、ある意味楽チンです。
で、お味の方はと言いますと。
「では。まいります。」
・・・・(モグモグ)・・・・
「おぉっ!結構いける!!確かに噂通りレバー感がある!」
「口のところも気持ち悪いどころか、むしろ一番旨いかも!」
川の生き物ならではの滋味深さがありました。
「やっぱ酒だよなぁ」と、冷蔵庫から酒を持ち出したかどうかはご想像にお任せします。
高齢化で捕る人いないという課題、なんとかならないかなー・・
我々はこういう食文化を大事にしたいんです。
食べたことある人、どの位いるでしょうか。
貴重な体験ができますよ!
今回は残っている12尾限定でのご案内です。
次のご案内は秋以降になると思います。
・入手困難「ヤツメウナギ」は→こちら