南部鼻曲り鮭の寒風干し!うまみの塊(その1)

萩原章史 男の料理


凛々しい顔立ちのオスの銀毛の鮭
姿が美しく、身は濃い赤で少しねっとりした感じ
鮭(シロザケ)としては非常に大きい6.5キロ級(加工前)
そして脂が程よくのっている
北海道の沖で獲れる丸みを帯びた魚体とは違い
南部沿岸で獲れる鮭は、無骨で荒々しい印象

新鮮なオスの鮭をたっぷりの塩で本漬けにした後
塩分をギリギリの塩梅まで水に浸して落とし
太平洋側のカラッとした寒風で干し上げる

塩と風と熟成が鮭の含水量を落とし
アミノ酸を増やすから
半端なく美味な荒巻鮭になる

頭もヒレも何もかも余さす頂ける神様からの贈物
東日本では年越しに欠かせないご馳走だ!
もちろん、伝統的な年末年始の贈物の花形でもある!

岩手県宮古「坂栄商店の山漬け寒風干し極上秋鮭」の詳細はこちら

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