食文化・色々担当の井上です。
冬が終わってしまう前に(暦の上ではとっくに冬は終わっているのですが)
アンコウをどうしても食べたいと妻が言うので、
最後にと風間浦の活き締めのあんこう鍋セットを取り寄せました。
ここのアンコウは活き締めで処理されているので、
臭みが一切なく、このように身がキラキラと輝いています。
ちなみに、このアンコウなんとお刺身でも食べられます。
さらに驚く事に、肝も刺身で食べられるんです。
(普通のアンキモは蒸しています)
この肝はあらゆる肝の中で一番うまいと思います。
パッケージはこんな感じ。
作り方も丁寧に書いてあります。
アンコウの身のパックの下には保冷材も入っていて、鮮度管理は完璧です。
鍋だけだと寂しいので、小長井の牡蠣を築地で買いました。
小さな殻にビッチリ身が詰まっているのが好きです。
アンコウは身もおいしいですが、俗に7つ道具と言われる、
皮や内臓などの様々な部位も美味。
私はどちらかというと、そういうグロテスクな部位の方が好きです。
野菜は白菜とキノコ(しめじ)だけにしました。
色々入れた方が見た目も綺麗ですし、栄養バランス的にも良いとは思いつつも、
アンコウを楽しむと決めたらアンコウだけを堪能する、
その方がより深くアンコウを良さを知る事ができます。
そして、後半に肝を投入します。
茨城のアンコウ鍋ですと肝を鍋の中に溶け込ませた食べ方をします。
あれも良いですが、このアンコウは純粋な肝の美味しさを味わっていただきたいので、
そのまま静かに鍋の中に入れます。
そのまま数分するとプックラと膨らんでくるので、
その頃に取り出し、箸で半分か1/3位に切って、
崩さないようにそっと口の中に入れます。
そうすると、口の中でとろ~~っと溶け出します。
白子とも違う、いつものの酒蒸しとも違う、とても澄んだ味です。
この肝だけ鍋にはいれず、湯引きしてポン酢で食べても良いかも。
何なら、肝だけで取り寄せたい!
最後のアンコウ楽しめました。春になったら何が良いかな。山菜かな。
・青森県風間浦村産の『活あんこう鍋セット』について詳しくは→こちら