山形の雪の下自然薯

萩原章史 男の料理

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最初に擦っている時はそうでもないですが、
すり鉢に移し、擂り粉木で擂り出すと、急激に粘りが出て重くなります。
天然ものの自然薯よりもアクが少なく、くどさは少ないので、
自然薯初心者には良いと思います。

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ただ、自然界の厳しい環境で虐められて育った、
5年もの6年ものみたいな、
「俺は自然薯 文句あるか!触ったらかぶれるぞ〜」
のような荒荒さはないです。

私は天然ものの無骨で擂りにくい、強烈なアクのある味が好きなので、
ちょっと物足りないです。

色白で育ちが良い北国の女 みたいな・・・

芯は強いでしょうが、
男性的な乱暴さが欲しいです。
でも、十分に美味しいのは確かです。

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たっぷりの麦ご飯 米と麦は3:2です。
卵は緑の一番星 葱は九条葱です。

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これだけの仕込みに要した時間は20分
超高速で擂りました。腕が鉛のように重い・・・
半本で大人2人がとろろ汁をたっぷり楽しみ、
山かけ用にも残っています。

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