中国に住んでいるからには本場の「上海蟹」を食べたい!
ということで、今回は番外「上海編」をお届けします。
広州にも上海蟹は出回りますが、もちろん偽物も沢山あり、
本場の専門店で味わいたいこともあり、上海へ!
全12品、約4,000円でたらふく上海蟹を食べさせてくれるお店です。
まずは定番のボイル。
お店の方が手際よく割ってくれます。
濃厚な味噌がたっぷり!
味噌も酢をつけて食べると美味しいよ!と店員さんが教えてくれます。
蟹身もねっとりとした食感で甘みが強く、毛蟹を濃厚にしたイメージに近い味わいでした。
蟹爪の身は特に甘さを感じました。
2種の酢が用意され、つけて食べます。
甘みが強い酢と完全な黒酢の2種類ですが、どちらも旨味をより引き出してくれる味わいになります。
12品のうちのひとつですが、
どの料理も蟹身と蟹味噌をふんだんに使った料理ばかりで、
とても贅沢な内容です。
蟹身を沢山使った餡を、
野菜にかけたあっさりとした味わいの「上海蟹むき身とカイラン炒め」
そのほか、
上海蟹味噌炒め、上海蟹しらこと米麺煮、上海蟹味噌の茶碗蒸し、上海蟹味噌豆腐などなど・・
全てを食べきることが出来ないほどのボリュームでした。
ここのお店は紹興酒でも有名らしく、
年代ものの飲み比べもしてみました。
上海蟹との相性もぴったり!
年代が違うと、甘みや深い風味が全く違うことがより味わえました。
浅ければ浅いほど飲みやすさを感じるのが紹興酒だと分かり、
時が経つほどに、薬膳のような苦味が感じられます。
30年ものや20年ものの紹興酒を本場で飲める機会はなかなかないので
良い体験が出来ました。
上海蟹はとにかく「濃厚!」という一言に尽きます。
個人的にはやはり青森県出身なので、毛蟹が好きです!