育休復帰しました、川口です。
心機一転、沢山の食材に触れ合えるのが素直に嬉しい日々です。
さて、豊洲市場の仲卸、藤田水産の藤田社長とは
「怪魚」をシリーズ化していこう!と話をしてあって
2020年~はイシナギやタマカイをご案内しました。
久々にご用意したのは「真ハタ」。
大きいものほど味がよく、10kgを超えるものは貴重です。
17㎏の真ハタです。先週の6/4(土)に豊洲にやってきて、熟成させるべく氷詰めして寝かせてあります。こうすると脂が全身にまわってよい状態になるのです。
一部カットして、撮影用に調理をしてまいりました。
最も私が好きな料理、ポワレ。
アロゼをしていると、フレンチの料理人の気分になれます。
じっくりゆっくり、外はカリカリに。最後は余熱で仕上げる感じ。
分厚いポワレ。豪華な魚のステーキです。
これを外食でいただこうものなら、間違いなく<時価>表示ですよね!
迫力が違います。
日本人ですから、やっぱり刺身でもいただきたいところ。
筋肉質な白身ですから、薄く削ぎ切りにするのが良いです。
魚の繊維感が透けて見えるでしょうか、もうなんというか・・肉です。
このハタが本領を発揮するのが鍋やしゃぶしゃぶです。
昆布で出汁をとり、日本酒と塩で味を調え、下処理したアラを入れてさらにぐらぐら煮込むと
スープが白濁し見事なコクを生み出します。
魚の脂が溶け出し、旨みたっぷりのこの出汁を最後まで飲み干したくなります。
見事な身です。
こちらは新サービス「うまいもん特鮮便」にて
数量限定でご用意しております。
即日完売でしょうから、ぜひお見逃しなく。
ちなみに藤田社長は魚を愛する男です。
昔は千葉を拠点にダイバーをやっていたそうで、
あちこちから凄い魚をひっぱるルートを持っています。
私も一応オープンダイバーの資格を持ち、趣味は最近行けてないですが釣りなので
とても話が合います。
魚好き達が知られざる、おいしく楽しい魚の世界を届けるべく活動しております。
今後もご期待ください。