「気仙沼ホルモン」
宮城県にお住まいの方はご存知でしょうか。
三陸社員2名とも、こちらに来るまでは知らなかったのですが、こちらに来るきっかけにもなった「宮城復興支援センター」の船田さんに教えて頂いたのが出会いのきっかけでした。
(左が船田氏)
気仙沼ホルモンは、たっぷりのにんにくと味噌を混ぜた特製のタレに、豚のホルモンを漬け込んだものです。
本当は炭で焼きたいけど、東京から持ってきてないのでフライパンで・・・
それを、ウスターソースや一味唐辛子をかけたキャベツと併せて食べます。
ハッキリ言って濃いです!超濃厚です。
でも、ご飯のおかずにしても、お酒のつまみにしても合います。
初めは抵抗があったのですが、気付いたらクセになっていました。
今でこそB級グルメと呼ばれる食べ物ではありますが、昔から地元の漁師さんや、遠方の漁師さんが寄港した際に食べていた立派な漁師飯です。
何故ホルモン?という疑問はありますが、恐らく長期間海に出ていた漁師さんにとっては、短時間でエネルギー補給ができるスタミナメニューと言う事で人気の高いメニューなのだと思います。
因みに、今回食べたホルモンは、あるきっかけで出会った気仙沼市の中心部にある「ミートよねくら」さんのホルモンです。
ミートよねくらさんもやはり被災をしており、実は私たちの居る気仙沼市場のすぐ近くに店舗がありました。
津波の際、奥様は首まで海水に漬かりましたが、すんでのところでシャッターが壊れ、水が流れたおかげで逃げる事ができたそうです。
現在のお店の場所も津波が来ましたが、被害が1階までだったため、綺麗に作り直し営業を再開しました。
まだ従業員全員の雇用ができず、事務作業も手作業の状態ですが、
「あなたたち若い人が頑張ってるから自分も頑張れる!」
と、笑顔で話します。
これは・・・・・これは・・・・・期待に応えなければ!
よし、明日も気仙沼ホルモンを食べてより一層がんばるぞ!!