こんにちは、築地朝市担当の植竹です。
三重県産の「アサヒガニ」の入荷情報を聞きつけ、早速、魚河岸で購入しました!
特大の450gサイズです。
築地市場にも滅多に入荷しないので、
店頭に置かれていることはまずないでしょう。
活けの状態でも殻が赤色をしていますが、
これが「旭蟹」「朝日蟹」の名前の由来です。
見た目はカニとエビの中間のような、奇妙な形をしています。
しかも横歩きではなく、前に歩くので本当にエビみたいです。
15分ほどボイルして縦に割ると、、
身も味噌もこんなにたっぷり詰まってます!
まずは身から。
繊細で上品なカニとは違い、
粗めの筋繊維は大ぶりのエビに近く、
淡泊な身の中に微かに甘みが顔を出す野性的な美味しさです。
カニ味噌も濃厚!とは違いますが、
磯の香りやほどよい苦みといった複雑な旨みがあり、
日本酒との相性もいいです!
毛蟹やズワイガニのような洗練された味わいとは違いますが、
国産の活けアサヒガニは非常に珍しいので、
一度食べてみる価値はあると思います。
今後も毎週末は新鮮な魚介類をご用意してお待ちしています!