太く打ってもらった階上早生蕎麦
如何にも南部地方の実直な人柄が出ています。
もちろん、手打ちです。
冷たい蕎麦の場合は3分強くらいの茹で時間ですが、
熱々つゆ蕎麦ですから、2分くらい(再沸騰して30秒くらいかな)
で湯上げして、冷水で洗い、更に沸騰したお湯で短時間で温めます。
蕎麦汁はたっぷり葱&しめじ
蕎麦を茹ではじめてから、蕎麦汁に三関せりの根、根の付け根、茎、葉と入れ、
蓋をして蒸すような感じで火を通します。
一杯の蕎麦にせり一束です。小さな鍋だと盛り上がるほどです。
これくらい入れないと、せりがガツンとは来ないです。
階上早生蕎麦は香りよりも、味を楽しむ蕎麦だと思います。
だから、太目の方が、しっかりと噛めて良いです。
江戸っ子が辛くて濃い蕎麦つゆで『のどごしと香り』を楽しむ蕎麦とは
そもそも違います。
猛烈なヤマセの冷害で飢餓に苦む人々を救い続けてきた階上早生種の蕎麦
何か根性が違います。蕎麦の根性です。
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