和魂洋才【新商品】小田原産 バレンシアオレンジ 減農薬栽培

萩原章史 男の料理

バレンシアオレンジ。輸入自由化から、一般的なオレンジの品種となるまで時間はかかりませんでした。
豊富かつ濃厚な果汁に、オレンジ”らしい”香り。

価値の高い品種であるにもかかわらず、愛媛や和歌山など、柑橘王国をもつ日本産は、
ほとんど見かけません。いや皆無といっても良いかもしれません。

その原因は、栽培の難しさにあります。
多湿の日本では病気にかかり易く、収穫量が見込めない事から、
恐らく諦めていった生産者さんも多かったことかと思います。

「和魂洋才」

日本的な「バレンシアオレンジ」。食べてみたくないですか?
この栽培が非常に難しい「バレンシア」を、この生産者、立山農園さんは、減農薬栽培で作って見せました。

その立地は相模湾に面する神奈川県は小田原。
段々畑のように石垣が組まれており、愛媛の産地のように太陽光が、
直接・海からの照りっ返し・石垣からの照りっ返しの3方向からやってきます。

しかも柑橘では難しいとされる減農薬栽培を行っており、その栽培手法を覗いてみたい所・・・
そうするとこんな写真が送られてきました。

1玉ずつ丁寧に袋掛け・・・これは手間暇が・・・

「え!?」
石垣の上にそびえる樹に生る果実、1玉1玉に袋掛けが・・

ここまで手間暇をかけて作り上げる「バレンシアオレンジ」

豊富かつ濃厚な果汁に、オレンジ香。見事な味になっています。
じっくり楽しんでいただきたのは、高いレベルの糖度とクエン酸濃度のバランス。
ともするとどちらかに偏ってしまい、べた付くような甘さであったり、酸っぱいオレンジになってしまったりしますが、
これが高い位置で調和しております。

和の調和する魂を備えた、西洋の品種。

ほんの僅かな数量ですが、お見逃しなく!

小田原産 減農薬栽培 バレンシアオレンジはコチラから

関連記事

特集記事

アーカイブ
TOP