先日、植田製茶の植田さんが新茶二種類を送って下さったので、
事務所にいたスタッフで飲み比べをしました。
一番最初に出てきたお茶の葉っぱを手摘みした「浅蒸し 牧の原台地の新茶」と
八十八夜(今年は5月1日でした)の頃に摘んだ「八十八夜 牧の原台地の新茶」です。
最初に飲んだ「浅蒸し 牧の原台地の新茶」は、4月の終わり頃の出始めたばかりの
本当に小さく柔らかな新芽だけを使い、極浅蒸しで仕上げたというだけあり、
初夏のまだ淡い新緑を思わせるようなフレッシュ感のあふれる味でした。
これを、うぶな味、と呼ぶそうです。
「八十八夜 牧の原台地の新茶」は、5月の頭の八十八夜の頃の少し伸びた葉っぱを
摘んで仕上げます。植田さんによると、蒸し加減も若干深めにしているとのことです。
緑が濃くなってきた分でしょうか、味が少し濃いようで、日本茶らしい渋みも感じられます。
実際に比べてみると、思っていた以上に味は違うものでした。
うまく説明できないのがもどかしいのですが・・
新茶を楽しめるのは、この時期だけです!
一番摘みと八十八夜のお茶の飲み比べ、ぜひお試しください。
その際は、くれぐれも熱湯は適度に冷まし、繊細な新茶の香りと味を生かして下さい。