「生涯現役宣言」を執筆した理由

萩原章史 男の料理

日本はいつの間にか、本音と建前の乖離がひどい国になりました。
日本は資源国ではないし、自然災害(地震や津波や台風など)による国民財産の破壊程度も世界最悪です。つまり、国民がどれだけ働けるかが国富を決めます。普通に考えれば、急速に進む人口減少と高齢化を考えれば、定年制を基本にした生き方では貧しい国(貧しい国民)になるのは必然です。ロボットや人工知能が発達して、労働力不足を補えるようになっても、そもそも定年でビジネスの現場から不要になり退場を迫られるような人材は低所得になるのが見えています。
それなのに政治や行政は、さらに労働時間を削り、ワークライフバランス重視とか、セカンドキャリアとかリスキリングで、将来の不安が解決するような姿勢です。まさに、えせ善良な為政者たちと言っても過言ではないです。
膨れ上がる医療費が社会保障を歪めているのも事実です。国民皆保険で医療費が安いから病気になったら考える!それではダメだ!と国民に強烈な危機意識を受け付ける教宣活動をしてもいません。

日本の政治や行政は決して本音では情報発信しないです。できもしない建前論で国民を茹でガエルにしてきました。実際、既に茹で上がる国民がたくさん出てきました。さらに、2030年代には南海トラフ地震の発生確率が非常に高まります。発生すれば、最悪は死者数十万人、数百兆円の被害が出ます。東日本大震災の数倍、十数倍のダメージを受けたら、今の茹でガエル集団の日本人は確実に世界の三流に落ち込むのは避けられないです。
人生100年の時代は現実です。人生120年の時代も医療の進歩で見えてきました。そんな時代、60歳は人生の道半ばです。サラリーマンが55歳前後に役職定年を言い渡されることは=即身仏命令です。すぐには死なないけど、死を覚悟し、断捨離というか、老後に備えて、やることを絞り込み、気付いたら、夢も魅力も乏しい人になっています。主体性が弱い日本人の多くに待ち受ける悲惨な受け身人生の最期です。

「私の辞書に老後という文字はない!」 この言葉こそ、これからの日本で豊かに生きていくためのキーワードです。脳は勘違いもするし、錯覚もするし、意思の力で夢が現実になるのも事実です。先ずは考え方から改め、生涯現役でいるために、やるべきことをする!それを皆さんに伝えるために、この本を書きました。
自分の人生を豊かにするのは自分自身。機会は均等にあっても、結果は不平等です。
やるもやらないも自己責任です。自分自身で自分の幸せな未来をコミットすべきです。
日本国は助けてはくれない、そんな時代になります。
(株)食文化 代表取締役 萩原章史

「生涯現役宣言」枯れない男になるための生き方 単行本 萩原 章史 (著)

出版社 ‏ : ‎ 幻冬舎 (2023/3/17)
発売日 ‏ : ‎ 2023/3/17
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 200ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4344941772
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4344941779
寸法 ‏ : ‎ 18.9 x 13 x 1.5 cm

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