東麻布本社 秋田の七面鳥編

うまいもん名物 食の会

うまいもんドットコムの前田です。

代表萩原宅に届いた秋田県立大学の「七面鳥」を分けて貰い、東麻布本社で頂きました。本社の最上階には、薪窯、水素コンロ、ガスコンロを常設してあり、その使い方を学び、より深い食の発信ができるよう研鑽を積むのが目標です。今回は、七面鳥を楽しむ全3日の記録です。

1日目:月齢6ヶ月のオス3.2キロ、月齢18ヶ月のメス3.6キロの七面鳥を捌きます。一般的に、七面鳥の肉は焼くとパサつきやすいので、塩水に漬けジューシーにするレシピが多いのですが、この七面鳥はしっとりとした肉質だったので塩水は使わず、萩原直伝のマリネ液(香味野菜、香草、コショウ、オリーブオイル、ライム汁)で、骨付モモ肉とムネ肉を一晩漬けこみます。

2日目:薪窯は換気扇の定期清掃と重なり、断念。特別に炭火を準備します。

七面鳥のぼんじりを2等分にして炭火へ。脂で立ち上る火と煙が食欲をそそります。

塩のみの味付けながら、香ばしさと相まって美味。品の良い地鶏といった味でした。

次に、骨付モモ肉を水素ガスへ。左がメス、右がオスと、肉付きの違いは一目瞭然。脂は少なく、引き締まった肉質です。メスのモモ肉は皮も厚く肉も弾力が強く、柔らかなオスのほうが人気でした。

ガラはまとめて焼いて、出汁をとります。七面鳥はキジ科だからか、鶏よりも濃いスープになる印象。

七面鳥の出汁に、焼いた牛スネ肉、野菜とウインナーを加えて特製ポトフにしました!この季節にぴったりの温まるスープです。

3日目:ポトフにせず残っていた出汁と焼いて残しておいた肉を使ってカレー饂飩に!肉の香ばしさと旨みが詰まった出汁にスパイスの香ばしさが相まって、いつもと違う粋な味でした。

七面鳥と言えば、アメリカの感謝祭やクリスマスで食べる代表的な鶏。丸焼きにして、残った肉はサンドイッチやサラダに、骨はスープにして、と数日かけて楽しむ文化が魅力です。今回も、炭火焼、スープ、カレー饂飩と、日本流にしっかりと七面鳥を堪能できました!

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