幻のイトウ 青森の鯵ヶ沢を訪ねました

萩原章史 男の料理

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始まりは30年前の昭和60年
鰺ヶ沢町が町の特産品を作ろうと考えた際、
その昔、青森の河川や湖沼にも生息していたイトウを養殖しようとなり、
何とサハリンまで出向き、イトウの卵を入手して、昭和63年に養殖を開始したそうです。
※青森県内のイトウは絶滅(1890年代、小川原湖では約1トンの個体の水揚げ記録もある)

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成功した大きな要因は白神山地の沢水(一切、人による汚染がない冷たい水)
を引き込むことで、水温と水質変化が少ない環境を作れたからだそうです。
取水場所まで行きましたが、まさにブナの原生林という感じです。

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取材の帰りにイトウ丼を食べました。
サケ目サケ科イトウ属ですから、サケに近いと言えばそうですが、
強いて言えば、サケとイワナを足して2で割ったような感じです。
色々と食べ方を研究したい未知の素材です。

本当は1mクラスの大きいものが美味しいのだろうな〜
食べてみたいな・・・

・青森、鯵ヶ沢のイトウについて、詳しくは→こちら

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