直径8cm、重さ80g。
1個で満足してしまいそうな大きさと重量感だけでなく、
肉厚で緻密で、絹のような食感を併せ持つ原木椎茸は、
4年前、齋藤瑠璃子さんが父・譲さんから受け継ぎ、守り続ける究極品です。
年末から齋藤さんに生育状況を伺っていましたが、
今シーズンも原木椎茸「絹」の収穫に至るまでは苦難の連続でした。
椎茸の生育に大きく影響を及ぼすのは、温度と湿度(水分)の2つ。
しかし今年は暖冬で、ここ数年で最も雪が少ない状況です。
そんな予想もしていなかった天候に悪戦苦闘しながらも、
ハウス内の気温は生育が進みすぎないように、水分は枯れないように
椎茸にとってギリギリの環境に調整することで、
今年も原木椎茸を立派に育て上げました。
収穫が遅れた昨シーズンよりも、さらに1週間ほど遅れましたが、
究極の原木椎茸「絹」出荷開始のご案内が可能となりました。
「温度さ上げて、水っさあげれば、簡単に早く大きくなる…」
原木椎茸を作る達人だった故 齋藤譲さんの言葉通り、
大きく育っただけの椎茸であれば、一般店頭でもそれなりに見つけられます。
しかし、齋藤農園の椎茸のように
肉厚で短足で緻密な肉質を持つ椎茸は、まずありません。
通常の椎茸は発生してから2週間ほどで収穫するところ、
齋藤さんは50〜60日間かけて、じっくりゆっくりと大きく育てます。
言葉では簡単ですが、ハウス内の環境を緻密に調整するのは至難の技で、
何よりも途轍もなく手間がかかります。
それでも直径が8cmにもなる原木椎茸が穫れるのは、毎週30個ほど。
齋藤さんはその全てをうまいもんドットコム最優先で出荷してくれます。
生育次第では、出荷が早まったり遅れたりする場合があるかもしれませんが、
これから1ヶ月ちょっとの期間しか食べられない究極の原木椎茸「絹」をぜひご堪能ください。
■齋藤農園の原木椎茸「絹」について、詳しくは特集ページをご覧ください