特別な日の古串屋のふぐ

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先日、入院したり退院したりを繰り返している父が、突然ふぐが食べたいと言い出した。
入院中の食事制限をしばらくは受け入れていたのだが、どうもねじが1本外れた様子。でも、先生から「塩分はダメよ」という言いつけもあるので、ギリギリOKな気がする(たぶん)「ふぐ」を食べようという事になった。

古串屋のふぐは凄い。おいしくて美しい。
箱を開けた瞬間に「うおっ!」となる。70を超えた男が、開けた瞬間に歓声をあげる食べ物は、ふぐ位しかないのではないだろうか?

こう「端がピン」となっていて、いかにもうまそうであり実際にうまい。
「うまそうと、うまい」の間隔が大事で、うまそうだなと考える間も与えないほどうまいものは品がない。(それはそれで好きだけれど)

ふぐの旨さとその満足感は、ゆっくりやってくる。
てっさを口に入れて何度が噛んでいるうちに旨味が出てくる。その旨味も鮪とかサバとかの強烈なうまさとは違う。2枚位とって葱とモミジおろしをのせて口に入れて、何回か同じよう繰り返しているうちにいつのまにか箸が止まらなくなっている。僕だけではなく、みんなそうなっている。

ここで少しだけ鮨を握ってみた。ふぐの鮨はとてもうまい。誰かが握ってくれるのであればこれだけを食べていたいが、自分しか握れる人がいないので1人2貫で勘弁していただく。

皮もうまい。ねぎも細くて品がある。
さぁここから鍋にするぞ!というタイミングで、弊社の代表がテレビに出演!お取り寄せランキングを決めるこの番組に、今まさに食べているこのふぐも出てきた。
父がご機嫌になっている!あー良かった喜んでくれて。

という訳で、鍋の写真をすっかり忘れた。
ついでに、から揚げの写真も忘れた。

ふぐは刺身もうまいが、鍋もうまい、そしてふぐの唐揚げは天下一だと思う。贅沢が許されるなら、もう1匹買ってそれは全部唐揚げにして食べてしまいたい。

おじやには皮を入れると濃厚さが増して良い。是非、お試しいただきたい。

実はこの日は大間の鮪も用意した。ふぐ5~6人前に大間の鮪はなんと1kg、これを5人で食べきった!小食になったと言っていた両親が食べる食べる。母にいたっては、娘用に用意したかんぴょう巻まで食べきっていた。(本当に大丈夫か?)

下関のふぐと大間の鮪を一度に食べたんだから、父も闘病生活を頑張ろうという気になっただろう。

特別な日に食べるふぐは、その思い出に彩を添えてくれます。
きっと何年もこの日の事は忘れないと思う。

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