こんにちは、食文化スタッフの山路です。
少し前になりますが、恒例になりました「旬を楽しむ食の会」へ初参加しました。
今回の食材は、色々な種類が用意され、サンマ、キノコの食べ比べの「ザ・秋!!」の
食材ももちろん楽しんだのですが、それよりも色々な意味で印象に残った食材をご紹介致します。
1品目は「フジツボ」です。
初見で「本当に食べれるのかな。。。」と疑ってしまいましたが、
実は高級料亭などでも出される事がある高級食材なのだそうです。
しかも、見た目とは裏腹に真ん中の爪を引っ張ると身も付いてくるので食べやすい!
本題の味ですが。。。美味しい!!
カニ?エビ?なんとも言えない甲殻類の甘み、磯の香りが口の中に広がります。
これには絶対に日本酒です、クイクイと進んでしまいます。
次に用意されたのは鯨です。
始めは刺身をお醤油で頂きます、生姜、ニンニク、わさびと色々な薬味を使い楽しみます。
今まで食べた色々な動物の生肉と比べると、身は柔らかくとてもあっさりとしていて食べやすいです。
続いても鯨、赤身、ウネ、さえずりの3部位を使用した、「ハリハリ鍋」です。
鰹出汁ベースに、水菜やキノコを使用しています。
先程の刺身の印象がありますので、お鍋もさぞあっさり味なのであろうと想像していましたが
実際に食してみるとかなりの「獣臭」、単独で食べるとかなり効きます。
しかし、薬味を加えることで味が一変、クセになるうまさにかわります。
今まで、薬味を使う事にあまり固執していなかったんですが、
こういうパワーフードの為にこそあるのだと発見しました。
この料理には、やはり焼酎です。
クセのある鍋にはクセのある焼酎を、これまたグイグイと進んでしまいました。
獣肉は人によって好き嫌いがありますが、私の中でブームになりつつあります。
次は鹿、猪、熊!?
今回の会は、出荷を行っている私たちとデザイナーの2部署が参加させて頂きました。
普段あまり接点がないメンバーで美味しい物を食べ、とてもいい機会になりました。
・太地町 くじらの〆谷商店のラインナップは→こちらから