3月の魚三の鴨をオスメス食べ比べしました

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スタッフの阿部です。
さて、毎年11月〜12月ごろから恒例で販売している魚三さんの鴨。気温も上がってきたの
でそろそろ産地新潟から旅立ってしまい、販売が終わる見込みです。
ということで、先日夫婦食べ比べセットを購入しました!

 

まずオスとメスを見比べていきます。
意外かもしれませんが、オスの方が身の色が薄く、脂もクリーム色。
メスは少し霞んだ色をしています。
若干、脂がメスの方が厚いかも?でも抱き身にしているのでそこまで差は感じません。
内臓はハツと肝臓が入っているのですが、若干オスの方がハツが大きいです。
一通り見比べてたら実食です。
鍋用なので最初から最後まで鍋で食べるのが普通ですが、
私はずっと鍋では飽きてしまうので半分焼いて食してします。
まず、抱き身に隠れている脂身を見つけて鍋にしっかり塗っていきます。
見当たらなかったら脂が厚めの抱き身で脂をしっかり塗ってください。
ここをサボってはダメです。本来鍋用に抱き身にしているので、
薄くてかなりくっつきます。待ち時間は乾杯のお酒で埋めましょう。
しっかり塗ってカンカンに熱したらいよいよ焼いていきます。

葱は九条葱。脂がかなり出るので焼きでも絶対野菜は用意してください。
ササッと焼いて鴨脂を纏い、端がちょっと焦げた葱ほど美味いつまみはありません。
抱き身も皮目から焼いていきます。
いい感じに焼けたらネギと一緒にいただきます。

オスの抱き身は若干最初に野性味を感じます。
次に強い赤身の旨み、そして脂のガツンとした旨みが後から追いかけてきます。
メスの抱き身は噛むほどにたっぷりの脂です。
オスより食べやすい印象を受けました。

内臓はより味の違いが出ています。
オスは抱き身以上に野性味を感じることができます。

メスも少し野性味が強くなります。
脂のノリは両者ともup。
肝臓はフォアグラ並みに脂を感じます。

野鴨ならではの香りもプラスされているので、
余韻を感じながらの1杯がたまりません。
残りは本番の鍋にして楽しみます。
この焼きに関してはフルボディのワインが1番合うと思います。

焼きなら暖かい時期でも美味しく食べられますので、

今から食べ納めする方はぜひお試しください。

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