今後の米作りを力強く支えるかもしれません。2026年デビュー新潟県の新品種米「なつひめ」うまいもんドットコムで取り扱い開始!

スタッフブログ

ごはんソムリエ®の八尾です。
今年、新潟県から期待のお米がデビューするのをご存じでしょうか。その名も「なつひめ」
コシヒカリより約1か月早い8月に収穫を迎える極早生品種です。
いち早く楽しめる新米としての魅力だけでなく、今後の米作りを力強く支えてくれる品種ではないかと期待を持っております。
当店では、現地取材を行い、地元の期待や米作りが直面している課題を深掘りしてきました。

新潟県で新品種米なつひめを栽培する池田治さん

新潟県で新品種米なつひめを栽培する池田治さん

2026年(令和8年)のなつひめ生産に参加する米農家の一人、池田 治さんです。農業法人(有)百笑会の代表を務め、高齢化で引退してしまった方々の田んぼなども引き受けるなど、地域を支える農業を営んでいます。
70ha(東京ドーム約15個分)に及ぶ広大な土地を耕す彼が、今年その作付け面積の10%に当たる、7haをなつひめに転換しました。
2025年(令和7年)の試験栽培にも参加し、その魅力を感じたと言います。

8月上旬に黄金色に実る新品種米なつひめの稲穂

8月上旬に黄金色に実る新品種米なつひめの稲穂

なつひめは大粒・味・食感に魅力。
この時期の極早生米と言えば、小粒で成熟度が低く味わいが薄い、そんなイメージを払しょくする新しいお米です。
新潟県が17年の歳月をかけて開発しました。早く新米が味わえるという極早生米の魅力に加えて、甘味がしっかりとありそれでいて後味はさっぱり、極早生米の中でも高い食味を誇るのも魅力です。
排他それだけではありません、生産者にとっても大歓迎の品種で、「高温耐性」を有しています。
昨今の生産環境に対して、こういった品種が生まれてくるのは、私も高い期待を持っています。

8月6日真夏にこうべを垂れる稲穂です。身がしっかりと入り大粒で黄金色に染まり始めています。間もなく収穫を迎える稲の姿そのものです。

同時期のコシヒカリがこちらで、出穂といって、実が出始めたばかりでまだ成熟していません。
この日の気温は日光の下で38度、気象庁の発表で33度。ここ数年は夏の暑さがこれまでの常識を超え、お米も生理障害を起こし、実が入らず成熟しないといった事態が起きていました。
そんな中で、暑さの中で大粒に栄養をしっかりとため込む「なつひめ」すごい特性です。
間もなく収穫を迎えます。

なつひめは美味しく、早期に熟すだけでなく、「育てやすい品種」だと言います。
先程お伝えした「高温耐性」により、酷暑でも高い1等米率を誇ります。食味も食感も良く、夏の極早生米らしい爽やかな香りも持ち合わせている、食味も抜群のお米です。
猛暑でも美味しく実るというのも魅力的ですが、さらに他の品種に比べて背が低いため、風の影響を受けにくく、また茎も太くしっかりとしておりとても倒れにくいのです。コシヒカリはとても風に弱い為、台風などの自然災害で収穫量が左右されがちですが、なつひめは安定した生育を期待できるのです。

さらに池田さんは期待します。「このお米が生産者の助けになるのではないか。」
池田さんは、多くの田んぼの田植・管理・収穫をしています。特に田植、一般的な稲作品種は根が弱いこともあり苗づくりをしてから、田植え機で田んぼに定植をしていきます。
しかし、なつひめは根張りが強い為、種もみのまま直接田んぼにまくことも可能だと言います。さらに、一般品種は肥料をあげすぎると背が伸びすぎて倒れやすくなりますが、なつひめは背が伸びにくい為、栄養が稲穂に蓄積しやすく栄養管理もしやすいのだと言います。
池田さんはなつひめを「育てやすくて、美味しい。」と評します。
農業という大切な一次産業を支え続けている方々にとって「育てやすい」というのはとても重要な要素です。
池田さんは『一年を通じてなつひめが愛されるお米になる。』そんな未来を夢見ています。
まだまだ生産量が少なく、8月のお米として流通するだけですが、美味しさや高温耐性という特徴が認知され、新潟米の一角を担えれば、生産者にとってもお客様にとっても、喜ばしい状況になるのではないか。そんな可能性のある品種だと話します。
これからの日本では、「美味しい」だけではなく「安定して作れる」ことも重要になります。なつひめは、その両方を目指した、新しい時代のお米なのかもしれません。
2026年、新品種米「なつひめ」のデビューを私達も歓迎します!
期待を込めて、皆様にもおすすめいたします。

新潟県の新品種米 なつひめ

新潟県の新品種米「なつひめ」


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