「大金を積まれても教えない」嶋田耕治のソーセージ

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こんにちは、うまいもんドットコムの梶です。今日ご紹介するのは、
ドイツで300年以上受け継がれた伝統製法をもとに
師匠ハンス・マウラーさんと共に作り上げた嶋田さんのソーセージ

38年経った今でも嶋田さんは1人で守り続けています。

その味に惚れ込んだ大手メーカーから何度も業務提携の話を持ち込まれているそうですが、
「大金を積まれても嫌だね。教えても絶対にその通りにやり続けるはずがないから。
 作り方を変えられたら、ドイツの先生に申し訳ない」と断り続けています。

それどころか後継者も作らないという律儀で一徹な嶋田さんしが生み出す美味しさです。

1968年、当時31歳だった嶋田さんは孵化したばかりのニワトリの雛をオス・メスに区別する
ヒヨコの鑑定師として、西ドイツなどヨーロッパ各地で活躍していました。

ところがドイツのバーデンヴュルテンベルク州を訪れた時に
嶋田さんの人生を変える、とんでもない美味に出会いました。

それが後の師匠となるハンス・マウラーさんが作ったソーセージです。

当時、現地でもマイスターは希少な存在でどのマイスターも300年以上も
伝統を守り続けている味を簡単に教えることはしませんでした。

ドイツ人ではない嶋田さんには尚更のことです。

しかし、始めて食べた時の感激が忘れられず、何度も何度も頼み込み、
老舗の肉屋であるハンス・マウラーさんの弟子として認められました。

そこから9年間の修行を積み、門外不出の技を習得。

帰国した嶋田さんは、生まれ故郷の秋田県の中でも
ドイツと気候・風土が似ている大仙市で『嶋田ハム』を設立しました。

ところが、秋田県で作り始めた当初はあまり評判が良くなく苦労したそうです。

嶋田さんは悩み抜いた末、ドイツ人の味覚に合わせた甘みの少ない味付けは、
日本人に好まれないのでは、と考えました。

そこで砂糖を入れることなどを試しましたが納得が行く味に仕上がらず、
師匠のハンス・マウラーさんに相談すると、玉葱を入れて甘みを出すというアドバイスを貰いました。
その後も試行錯誤を重ね、ようやく2人が納得する現在のソーセージの原形が誕生したのです。

嶋田さんのソーセージは届きましたら是非、直火で焼いてお召し上がり下さい。
その際は冷えたビールの用意も忘れずにお願いします。
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香ばしい風味がさらに引き立ち、パリっと割れる音と共にジュワーッと肉汁が溢れ出てきます。
その時が一番の食べ頃です。シンプルでストレートに旨さが伝わる美味しさをご堪能下さい。

さらに今回は『嶋田ハム』でも人気が高い約1kgブロックの
「ロースハム」「ボンレスハム」「スモークベーコン」3種類を数量限定でご用意しました。

ロースハムとボンレスハムは分厚くカットして豪快に、ステーキとして、また
朝ごはんにスライスしたハムをサンドイッチにしてもよいでしょう。

ベーコンは薄くスライスしてカリカリに焼いても美味しいですが、
そのまま食べるのが一番のおすすめです。

ドイツの師匠と共に作り上げた嶋田さんのハム・ソーセージは→こちら

(10/9に一部のお客様にお送りしたメルマガを再構成しております)

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