イチゴの達人 菅谷さんの畑

萩原章史 男の料理

左か_菅谷利男さんて_右か_息子の嘉晃さん
達人というか、イチゴ仙人という感じです。
農薬をバンバン使うのが当たり前のイチゴ栽培業界で、
何と農薬を使いません。おまけに重油も焚きません。
理由は色々あります。農薬が大敵のミツバチの為、イチゴを美味しく甘くする為、
完熟しても柔らかくならないように硬く仕上げる為・・・
仙人はイチゴの事を考え抜いて普通の農家がしないことをしています。

菅谷さんの堆肥作り 最近は竹林か_野放図に広か_るのも問題 チッフ_にして肥料に
土造りは徹底的にこだわっています。
水はけを維持するため、毎年、赤土をハウスに入れ、
自家製の堆肥(大豆かす、油かす、腐葉土、竹のチップ、米ぬか・・)
を大量に仕込んで、惜しげもなくイチゴ圃場に抄き込みます。
どんどん赤土を入れた為、ハウスの高さがどんどん高くなってしまったそうです。

菅谷さんのイチコ_畑は見た目は何の変哲もない・・
お陰で土中には有用な微生物の宝庫になっています。
この微生物が様々な土中の成分をイチゴの御馳走にしているわけです。

食べたらわかりますが、菅谷さんのイチゴは甘く、微かな酸味とイチゴ香
が後々まで尾を引く感じです。うまみもあります。
見た目の素晴らしいイチゴは色々ありますが、これだけ味と香りが際立つの
イチゴは滅多にないです。

菅谷さん(右)と私(萩原)
色々な販売先で産地間の食味競争をしても、いつも菅谷さんはトップのようです。
イチゴ仙人は凄い!

・達人、菅谷さんのイチゴは→こちら

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