大分安心院 やまさ旅館のすっぽん鍋を堪能

最後の晩餐は「すっぽん」と決めている。
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食文化で色々やってる井上です。

人生の最後の瞬間何が食べたいか?
食の仕事をして20年近くになり、お陰様で様々なものを食べさせていただいておりますが、
最後となるならば、「すっぽん」だろうなと思っています。今のところ。

噛む事もままならない状況であったら、是非ともスープだけでも飲ませていただきたい。
健康状態が多少良いのであれば脂の多い肉を。
すっぽんの脂はくどくないので大丈夫だから。

以前は年に1度は大分・安心院(あじむ)に飛び、
すっぽんの鍋を食べるのを楽しみにしていましたが、
今は子供がいるので色んな意味で無理。

なので、毎年こちらで取り寄せています。
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今回は3~4人前のセットに+肉を250g追加しました。
私が事あるごとに、「死ぬ時はすっぽんを」という話をするので、
それなら一度食べて見たいという事で、友人を呼んで4人で食べます。

子供用メニューは友人の家族にお願いし、
お腹にたまる芋とおにぎりを作ってきてくれました。
さすが我が友人、わかっている。

すっぽんと言えば鍋。
そして、知る人ぞ知る「唐揚げ」が絶品です。
今回は挑戦で焼きもやってみましたが、
これもうまいですが、残念なのは刺身的なものがない。

それでは寂しいので、築地で仕入れてきました。
この時期は最高だよというので、希少魚「マトウダイ」を。
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アンコウに似た身質で水分がやや多いので、
前日からキッチンペーパーに包み水分をほどよく切ったものを薄切りにします。

薬味には、刻んだ葱と5cm位の長さに切った葱、
それにもみじおろしを用意して、
すっぽんのセットについていたポン酢で食べます。

これが、もの凄く濃厚な白身でうまい!
フグにも負けない旨さです。
ポン酢が濃厚さを和らげていくらでも食べれちゃう。

皆のテンションも上がります!うひゃあ!

調子にのって昆布締めも作ります。
これもおいしい。
水分を切るのが美味しく食べるコツですね。
こちらは、わさび醤油で。
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ちなみに、築地にはこういう「昆布締め用の昆布」というのが売ってます。
分かりにくいかもですが60㎝位の長さがあって、いかにもプロ用と言う感じです。
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いよいよすっぽんに行きます。
こうしてみると、何となく部位が分かってゾクゾクしますね。
黄色いのが脂。これが美味しい。
手前のは足。
食べると足だというのがよく分かります。ふふふ。。。
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いきなり、唐揚げにします!
サッパリした刺身の後に、急に脂っこい物食べたくなることありますよね?それです。
味付けは醤油と酒のみです。
生姜も入れません。
臭みなど無いですからシンプルの味付けが美味です。
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それから、まる鍋。
ダシはすっぽんから出たものと、添付のものを足して濃厚にします。
ダシがものすごく美味しく、ついつい飲みすぎてしまうのですが、
この後に雑炊とか豆腐とかいれるので出来る限り我慢させます。
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以前は唐揚げの方が好きでしたが、この日は鍋が美味しく感じました。齢か?

しかし、この味何に例えたらよいのか?カエルが一番近い気がします。
鶏と言う人もいますが、確かに地鶏っぽさはあるのですが
3倍くらい味は濃いです。
私が良く例えるのは、「マグロの目玉の裏の味」なのですが、
こっちも食べた事がある人が少なくて伝わりません。
やはり唯一無二のすっぽんの味と表現するのが正しいのでしょう。
皆さん是非食べてみて。

鍋を食べる時のコツは、野菜などは後にまとめる事です。
まずはすっぽんに集中し、そこから出たダシを野菜や豆腐に吸わせて楽しみます。
一緒にいれると全体がぼやけます。
この辺りの事は、しっかりパンフレットに書いてあるので大丈夫です。
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そして、雑炊へ。
浮いているのはエンペラです。
本当はポン酢で刺身的に食べるのでしょうが、
私は雑炊に入れて超濃厚雑炊にします。
卵はダシが薄くなるので入れない!

いやーー雑炊美味しい~~~!
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更に、今回はチャレンジ企画、「すっぽん焼き」。
お店では食べた事なかったのですが、これも超旨い。
塩でいただきました。
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メインの酒は、和歌山の紀土(きっど)にしました。うまい。

最初はスパークリングワインで乾杯し、
日本酒でが出てきて、ビールになって、赤ワインが登場し、最後が焼酎です。

むちゃくちゃですが、こういう何でもありの食事会が食文化流です。

・大分安心院 やまさ旅館のすっぽん鍋は→こちら

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