スタッフの川口です。
萩原とともに奥さくらんぼ農園を訪ねました。
さくらんぼの名産地、横手市十文字に明治17年に開園した歴史ある農園です。
奥さんとはうまいもんドットコムとお付き合いを始めて、
かれこれ10年近くになる秋田十文字のさくらんぼ農家さんです。
園地はシーズンになるとさくらんぼ狩りに開放され、
近くの子供たちがやってくるのを楽しみにしています。
そんな奥さん、土作り、新品種の研究にも熱心な凄腕生産者さんです。
訪れたのはGW明け。花が散ってすぐの状態で、
沢山の葉っぱで木が栄養を蓄えているところでした。
雑草たちも美味しいさくらんぼを育てるため
土作りに貢献してくれているのです。奥さんは雑草学にも熱心です。
まだ実が成っていないので全然わからないですが、ここには30種類ものさくらんぼの木があります。
農園の歴史が古いこともありますが、
大産地山形県のそばにあって、佐藤錦といえば山形東根!という中で、
多品種育てることこそが生き残る術だったのでしょう。
ズンズン進みながら、一本一本、品種ごとに説明してくれています。
系統や個体の違いを説明してくれています。
「これは花笠錦でよ、登録から10年くらいの新しい品種だけんど、佐藤錦に似てんだ」
「似てるから、お客さんに届けたら一緒なのがきたーって言うんでねぇべか」
「こっちじゃ柔らかい方が好まれるんだども、都会だと粒が大きくて硬いのが人気みたいだけんどよ」
とかそういうことを話しながら歩いてます。
必死でメモした私のノート。
とりあえず、帰ってからもう少し調べよう。
ちなみにカメラマンが、必死でメモってる最中の私を素敵に撮ってくれた写真があるので
差し込んでおきます。プロってすごい。孫の代までとっておこう。
さて、奥さんとはただ今、宝箱のように色んな品種のさくらんぼが入った企画を考えているところです。
少なすぎてこれまで商品化出来なかったのですが、珍しいさくらんぼ達がたくさんあるので
それをご紹介しようと試みているところです。
箱屋さんに相談してみるからとのことで、私のラフ案を送ったところまでです。
今年中に間に合うか否か?!
まずはいつものように販売をスタートいたします。
乞うご期待です!
追記:
2018年販売開始しました!奥さんの畑の賑やかさを届けるお楽しみ企画です。
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