こんにちは。食文化の山城です。
現在食文化では、「食べて応援!学校給食キャンペーン」で過去に扱って
もうサイトでは販売することができない食材を
こども食堂等に寄付するプロジェクトを走らせています。
★詳細は こちら
★プレスリリースは こちら
昨日、寄付先の1つであるリベルタこども食堂さんで
お弁当の配布が行われたため、その様子を見学しに行ってきました。
リベルタこども食堂さんはJR中央線の阿佐ヶ谷駅から
線路沿いを約5分歩いたところにあります。
おしゃれカフェ風な雰囲気ですが、お店ではなくイベントスペースとのことで、
不定期で料理教室や食育イベント、ライブなどを開催しています。
もともと、東日本大震災で被災した子どもたちを支援するために
福島から避難されている方が集まる場所として始め、
その後、今のようなこども食堂という形になったそうです。
新型コロナウィルスが流行するまでは、店内で食事をするスタイルだったのですが、
現在は密を避けるため、月2回、お弁当の配布を行っています。
こどもは無料、大人は300円~の寄付です。
この日のメニューは
・鰆の中華風あんかけ
・自家製焼売
・エビフライ
・ウインナー
・わらび餅
このうち、鰆とエビフライとわらび餅は弊社で提供させていただいた食材です。
配布するお弁当の数は70個、ご飯の量にして、36合、
これを代表の福田さんをはじめボランティアスタッフさんたちが
テキパキかつ丁寧に仕上げていました。
完成品はこちら!
さわらの中華風あんかけにパプリカをあと乗せでオンするところに、
代表の福田さんのこだわりとやさしさを感じました。
そうこうしているうちに外は暗くなりお店の外は行列に。
わらび餅もあと入れして
ビニール袋に包みお渡しします。
この日はこんな立派なお土産も!
スタッフの皆様は、お弁当を取りに来られる方
1人1人とコミュニケーションを取っており
こういう温かさに触れたいと、毎回来られる方もいるのでしょう。
こども食堂というとひとり親や貧困層への支援というイメージでしたが
実際は、それら以外にも、育児に困っていたり、
ちょっとした息抜きが欲しかったり、地域とのつながっていたかったり
単なる食事の提供や物資の配布以上の
役割を担っているんだろうなということを感じました。
困っている人を助ける、助けられた人がその後、
もっと困っている人を助ける、そうやって循環していくことで
幸せな家庭が増えていくのだと思います。
こういう場所がもっと増えるといいですし、
そういった取り組みを今後も応援していきたいと思いました。