気仙沼に昇り竜!/戻りカツオを実食!

スタッフブログ

新年あけましておめでとうございます!

今年も、どうぞ宜しくお願い致します!

昨日(1/6)YAHOO!JAPANトップのトピックスに上がっていた、
「気仙沼に昇り竜出現?」の場所へ足を運んできました。

気仙沼市にある「気仙沼湾岩井崎」に昇り竜があるのですが、

そこにたどり着くまでには、幹線道路(45号線)から外れて、沿岸に行かなくて
はなりません。

幹線道路を走っているぶんには、随分街並みも良くなっていると思いがちなので
すが、

気仙沼は少し海岸線沿いに行くと、まだまだ瓦礫の山だらけの所も多いのです。

この様な場所を見る度に、なんとも言えない気持ちになりますが、

何よりも多くの方々にこの状況下を生で見て肌で感じてほしいと思います。

映像や画像を見たのとは全く違った気持ちが生まれると思います。

車で数分走ると、岩井崎の入り口に到着しました。

早速、昇り竜を拝みに奥に進んでいくと、非常に綺麗な景色が出てきました。

そして、そこにはポツリと松の木が立っているのですが、

「おお~」

まさに竜の形をしているではありませんか!

よく津波に襲われてこの様な形で残ったものだと感心してしまいました。

そこで撮影をしていた地元の方とお話をしたのですが、

ここ岩井崎は、もともと観光名所としても地元では有名だっだそうです。

岬の岩に波が打ち寄せる度に大きな潮が吹く「潮吹き岩」があり、

その様を見ているとなかなかダイナミックで、多くの方を魅了してきたそうです。

※スミマセン、潮吹きの画像は撮れませんでした

また、近海にはワカメ養殖の状況も見れて、その様子も地元の方にはおススメだっ
たそうです。

今では、養殖設備は全て流されてしまい、その様子を見る事が出来ませんでした。

岩場に漁具が流れ着いていたのは、生々しかったです。

「去年は三陸で春を真っ当に感じる事が出来なかったよ。」

と、地元三陸の漁師さんに言われ、

「今年は皆で素敵な春を満喫出来るように、仕事もプライベートも全力で楽しみ
ましょ!」

そう答えたら、全力で晩酌をされました!

今年度は本格的に三陸の新鮮でおいしい食べ物をお送りしたいと誓った日でした!

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話は変わりますが、先日販売開始しました気仙沼産、「亀洋丸(きようまる)」の戻りカツオを試食しました。

【一本釣り・亀洋丸の戻りカツオ!】 背・腹の半身分

【一本釣り・亀洋丸の戻りカツオ!】 背・腹の計4本

亀洋丸は気仙沼船籍のカツオ一本釣り漁船で、北海道から南下する脂ののった戻りカツオだけを狙って獲ります。

一本釣りされたカツオは、そのままブライン凍結という特殊な技術で冷凍されますが、この技術が素晴らしいです。

凍結させるための特殊なプールに入れられたカツオは、活きたまま一瞬のうちに凍らされます。

結構間違い易いのですが、活けの魚は「活魚」と呼ばれ、息絶えた瞬間からは「鮮魚」と呼ばれます。

つまり、活きたまま凍ったカツオは、ある意味で鮮魚よりも鮮度が良いという事になります。

しかも、冷凍焼けを起こさず、且つ品質の低下を限りなく抑える事ができる-50℃という超低温で冷凍保管しています。

正直な話、気仙沼に来るまでは、「冷凍カツオなんて」という固定観念と浅はかな知識で全く意識していなかったのですが、冷凍に対する考え方が一変しました。

解凍方法さえ間違えなければ、獲れたばかりの戻りカツオがいつでも直ぐに食べられる。カツオ好きな私には感動です。


肝心の身質ですが、北方で脂を蓄えた戻りカツオですので、もちろんしっかりと脂がのった「トロカツオ」です。

これは個人的な見解ですが、ミョウガやアサツキでさっぱりと頂く初カツオが、香り(鼻)と歯ざわりで楽しむとしたら、脂ののった戻りカツオは、トロっとした肉質を舌で楽しみます。

このまま行けば今度の夏は、亀洋丸の戻りカツオと、北上する初カツオを同時に楽しむという夢の共演が可能かもしれません・・・楽しみです!

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