先日、石巻市にあるマリンプロ㈱さんへ、お伺いいたしました。
今回も三陸の商品を全国販売するための打ち合わせです。
そこで、以前よりご提案頂いたのが、
おたすけ箱の特徴
●東日本大震災で被災した宮城県石巻市の実体験から生まれたメニュー。
●突然の災害に備え、この箱があれば1人3日分の食料品と衛生用品が入っています。
●外装箱が簡易トイレとして使用できる緊急時対応ボックス。
●自宅や車内、指定避難場所、職場や公共施設などへの備蓄をお勧めいたします。
●常温で保存ができ、そのまま食べられます。食品・飲料水はすべて賞味期限5年間。
この内容は、現実に震災を目のあたりにし、経験した人達が考え作りました。
被災時の生々しい体験談をお聞きしましたが、その時非常に勉強になった点。
それは、被災直後に食事があっても体の不自由な方やご年配の方は、率先して食事をとらなかった様です。
理由は、トイレに行けないから。
それがもとに病気になってしまった方や、心筋梗塞になってしまった方もいるそうです。
それをどうにか改善したい!そんな現場を見てきた人達が作ったのが、この「おたすけ箱」なのです。
これは、中身を全て取り出し、袋を被せれば、トイレになります。
こういう発想は、被災をした人達だからこそ生まれるアイディアなんでしょう。
担当者の方曰く、「お陰様で、多くのメディアの方が取り上げてくださり、公共施設等からご注文を頂いている」との事です。
㈱食文化でも、近々取り扱いさせて頂く方向で話を進めています。