千雪りんごを贈りたいと最初に思ったのは祖母でした

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こんにちは、うまいもんドットコムの梶です。

私の故郷は日本海に面する富山県の高岡市です。
冬は雪がしんしんと降り出勤前に車の雪降ろしをするのが日課。

もちろん、寒ブリ・白エビ・ホタルイカを筆頭に美味しい食材はたくさんあります。

いまでも、年に数回は帰省するようにしていますが仕事の都合で
家族全員揃うことはほとんどなく年末年始は、かつてと比べると、ひっそりとしたものです。

本日ご紹介する青森の『千雪(ちゆき)』はそんなひっそりとした生活に関わりがあるりんごです。

青森のりんご研究所が偶然開発した変色しにくい新品種『千雪』

私が富山に帰ったら必ず行くところ。それは、自宅から車で20分ほどの場所にある祖母の家です。

上京した今でこそ、帰省するのは年に数回ですが富山にいるうちの1日は、
祖母の家に泊まるか祖母の家のこたつで夜まで長居をします。
両親は共働きで、小学生の頃までは同居していた祖母のお世話になることが多かったからでしょうか。

私が祖母の家に行くと、いまでも、必ずと言っていいほど
子供の頃のように、おやつ代わりにりんごを切ってくれます。

ただ、祖母も高齢なので、いまでは少食。りんごであれば、一度に食べて2~3切れくらいです。
私はそれなりには食べますがそれでも、祖母が切ってくれた分を食べきれないことは多く
時間の経過とともに、こたつの上でりんごが茶色くなっていくのはよくある些細な光景の一つでした。
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私が、この時間が経っても変色しにくい『千雪』というりんごを知った時、
最初に贈りたいと思った人は、祖母でした。

私がいる時でさえ1玉食べきることはないのですから、普段は、まず食べきれていないでしょう。
よほど小さなりんごでない限り、一度に食べきることはできないはずです。

でも、「勿体ない」という気持ちはあるので恐らく、ラップをかけて冷蔵庫に入れたりして
朝・昼・晩と、少しずつ食べているのだと思います。
(実際は、この時期の富山は寒いので出し放しかもしれません)

この『千雪』は、りんごをたくさん食べたい。それこそ、
5kg箱で届いても家族ですぐに食べてしまう。という方にはオススメしません。
もう少し安くて、十分に美味しいと思えるりんごもあると思います。

ただ、りんごは少しずつしか食べられない。
でも、時間が経ってもいつも通りの見た目のままで美味しいりんごを食べたい、食べさせてあげたい。

そんな方には、自信を持ってオススメできるりんごです。

この品種は、青森のりんご研究所で何千、何万分の一という確率の掛け合わせにより生まれました。

現地に取材に行ったスタッフに聞いたところ変色しないことがわかったのは、偶然らしいのですが、
個人的には、偶然でもこのようなりんご生み出されたことは非常に嬉しく思います。

同じように、もし「変色しないりんご」を待っていそうな方がいればぜひ、教えてあげてください。

まだ登録されたばかりの新品種なので今季販売しているのはうまいもんドットコムを含めて僅かですが
そんな悩みを持っている方が、今より少しでも、りんごを美味しく食べられるようになればいいですね。

※保存時のコツ
りんごは1個ずつ、ビニール袋に入れて野菜室に保管してください。
1~2か月、美味しさを保つことができます。

『千雪』についての更に詳しい情報は、こちらからご覧ください。

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