濃厚な鶏の白湯スープも楽しめるつきじ治作の水たき

スタッフブログ

こんにちは、スタッフ田中です。

初夏といわれるほど暖かくなる日もあって、鍋の季節もそろそろ終わり。

とたんに鍋物が恋しくなっておいしい汁物としても楽しめる食材をと探していたところ目についたのがつきじ治作の水たきでした。

創業90年になる築地の料亭での名物料理がそのまま自宅でも楽しめるのは、

なかなか飲食店に行くことができないこのご時世にはうれしいです。

そして水炊き専任の料理長が大釜で5時間も炊き上げたとろっとろ艶々の黄金スープとあって、注意をしながら温めないと鍋が焦げてしまうのだとか。

到着後すぐに夕食として使いたかったため、大鍋でゆっくり湯煎を行い、しっかり解けた状態から鍋に移し、実際お店でも入っているという玉ねぎと、我が家では極太ねぎとエノキダケを入れました。濃厚スープを楽しめるよう、水分が沢山でる野菜は避けた方がよいそうです。

火加減は中火で野菜に火を通し、さっそくスープを塩をひとつまみ入れて味わいます。

 

鶏ガラに加えて濃厚出汁が出るもみじも一緒に炊き上げているというだけあって、深いコクとうまみ。もみじの出汁の威力は最強だ!と個人的に思っています。

臭みなどは一切なく、ただただ鶏の濃厚な旨味をストレートに味わえます。

※口の周りがカピカピになるほどの濃厚さです。

 

鶏肉は徳島県産の阿波尾鶏。

以前、築地の鶏専門店の専務が、水炊きには阿波尾鶏がおすすめだよと言っていたのをハッと思い出しました。程よい弾力とさっぱりとした味わいが、スープの濃厚な旨味を邪魔せず、ぷりぷりっとした食感。くたくたに火が入った極太ねぎも美味。

締めはストレート麺を入れて楽しみ、ごはんで雑炊まではたどり着けず、翌日に残りのスープにご飯を入れて雑炊を楽しみました。麺も良いけどやっぱり雑炊が絶品!

 

 

化粧箱に入っており、さらに紙で丁寧に包んであり贈り物にもぴったりです!

もちろん作り方リーフレットも入っており、その中には水炊きの歴史まで書いてあり、背景を知ることでより楽しく味わうことができました。

食文化 田中

関連記事

特集記事

アーカイブ
TOP