【極上の赤貝】 獲れたて新鮮な貝を寿司で楽しむ

スタッフブログ

赤貝の名産地「閑上(ゆりあげ)」の港に着くと、仮設の作業場を発見。
市場は全て流されセリ場も仮設ではありますが、漁を再開している漁師さんはまだ僅かです。

悪天候のためあまり船も出ていませんでしたが、偶然漁に出た漁師さんから少し分けてもらいました。

漁師さんといっても仲買人も兼任しているようで、そこで梱包したものは築地市場に発送しているそうです。


今回は、網を揚げた際に殻が割れてしまっていたり、ヒビが入ってしまった訳あり品を購入です。
獲れたてで鮮度が良ければ地元のお寿司屋さんなどの業務筋には人気があるようで、当然価格も安いので自家用にはピッタリです。

持って帰って早速お寿司にしてみました。あまりにも小さいものであれば焼いても煮漬けても良いですが、折角の鮮度なので身は握りで、ヒモは巻物です。

まな板に投げつけてバンバン叩く事で身が締まり、弾力が増します。そうでなくても恐ろしい程の肉厚さで食べ応えがあります。シャキシャキコリコリ、もちろん食味は抜群です。

お寿司屋さんではなかなか気軽に手が出せないので、調子に乗って握り過ぎました。
(画像の3倍近く握りました・・・)

それに、巻物は有明の一等級のりを使いましたが、香りが素晴らし過ぎて赤貝の風味を活かせませんでした。
シャリの甘さと酸味、量(ネタとのバランス)の加減もいまいちです。

過ぎたるは、なお及ばざるが如しとは良く言ったものです。

余った分は南三陸の漁師さんにお裾分けしました。
地元の漁師さんは以外と他産地の海産物を食べないので、珍しいものを持って行くと喜んでくれます。

関連記事

特集記事

アーカイブ
TOP